ゴールコン擁壁は、鉄筋コンクリート擁壁の壁部分に積み上げ式の構造用プレキャストコンクリートブロック(ゴールコン部材)を使用し、基礎コンクリート定着した鉛直鉄筋とゴールコン部材を中込めコンクリートにより一体化させた擁壁です。 |
用途
道路、宅地等における切土、盛土等の土留擁壁
地滑り、山腹、急傾斜地等の崩壊防止工事 |
安全性
宅地法区域内においては高さ5m以内、土木では10m以内の範囲で認定済みです。
現場打ち鉄筋コンクリート擁壁と同等の構造性能を有することが実大裁荷実験において証明済み。 |
製品・品質
製品種類がバリエーションにとみ、従来難所であったコーナー部もプレキャスト化で自由に対応出来ます。
十分に管理された工場で生産されるため、高品質で均一の製品を提供出来ます。 |
景観
ゴールコン部材表面に化粧(模様・着色)を施すことができ、周辺環境との調和がはかれます。 |
施工性
ゴールコン部材の組積みのみを先行して施行できます。
原則として裏打ちコンクリート不要
裏込土は一般的なランマー転圧で大丈夫です。
基本型で500×1250と運搬しやすい製品寸法となっていますので狭い現場での機械化施工が可能で大型重機は不要です。 |
経済性
鉛直積みなので、土地の有効活用が図れ用地コストが少なくてすみます。
壁部分の施工に型枠を必要としませんので、現場でのコンクリート工事量も少なく工期短縮や省力化が図れ経済的です。 |